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だから藁にも縋る思いで来たのだ。
レンレンのところに。
レンレン定食に。
「本当に呪いだ」
レンレンは、ぼそっと小さな声で呟く。
レンレンの言葉が聞き取れずオミオツケさんは眉を顰める。
レンレンは、柔らかく微笑む。
「分かりました」
レンレンの言葉にオミオツケさんは、冷めた目を大きく開く。
「何をどうしたらいいのかまったく分かりませんが俺で出来ることなら協力します」
レンレンは、穏やかに、そして力強く言う。
「……本当に?」
オミオツケさんは、信じられないと言わんばかりに声に出す。
レンレンは、眉を顰める。
「オミオツケさんは、俺に協力して欲しかったんじゃないんですか?」
「いや……そうなんだけど……」
オミオツケさんは、両手を組んで指をモジモジ動かしながら上目遣いでレンレンを見る。
「本当に……引き受けてくれるなんて……思わなかったから……」
じゃあ、何で見せたんだ⁉︎
下手したら世界を巻きこむ大騒ぎになったかもしれないのに⁉︎
レンレンは、思わず心の中で突っ込む。
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