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星屑のカッピーと呼ばれたみそ汁の塊はテーブルの上を楽しそうに飛び跳ね、足元から飛び散った汁が小さな星屑となってテーブルと床に落ちていく。
そしてテーブルに足を思い切り叩きつけて宙に舞い上がり、形が錐状に変化するほどに回転し、汁の星屑をばら撒きながら消えていった。
「オミオツケさん……」
レンレンは、隣で顔を真っ赤にして俯いているオミオツケさんを見る。
「昨日、星屑のカッピーやりました?」
「……はい」
オミオツケさんは、力なく、恥ずかしげに頷く。
星屑のカッピーは、レンレンやオミオツケさん世代が小学生の時に流行った子供向けのゲームで今でも人気があり、新作が度々登場している。主役のカッピーがとても可愛く、ユーモラスな動きで敵キャラを倒していく様は爽快と言うよりもほのぼのと心を和ませ、今だに小学生に根強い人気を持っている。
そう、小学生の子供向けゲームとして。
「まあ、別に……」
レンレンは、オミオツケさんを見ないようにしながら頭を掻く。
「高校生がやっちゃいけない決まりはないですよね……」
「あうううううっ」
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