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epilogue
『突然死』。
本当に突然の死に真山は現実を受け入れることはできず、暗黒に満ちた日々を生きていた。
高校時代からずっと好きだった女性とやっとつきあうことができたのに、突然失ってしまうとは考えたこともなかった。
生きる気力を半分失いながら、途方に暮れながら歩いていていると、彼はアスファルトの上に何かが落ちていることに気がついた。
それは黒いカードだった。
彼は何気なく拾い上げた。
表面には銀行やお店のような名前は印字されておらず、名前も書かれていない。裏面にひっくり返すと、何やら英文が書かれていた。
『Do you want to go back to the world of 100 days ago?』
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