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「あぁ、それと……そうだね」
……と?
オ……お医者さん?……みたいなそのひとは……何かを、思い付いていたように?
ぴく、と。
私……硬直してしまっている。
「私は、君のために、仕事の邪魔をされていた訳だが……そのことについては、何か、言うことは無いのかな?」
……!?
とは……どういうアレ、かしら……。
「……要するに、私は君のせいで、時間という有限の資源を、何らも為せぬままに浪費するに至っているのだが、……そういう場合、君は何か、言うべきではないのかな?」
……て?
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