第4章

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「あぁ…」 「倉庫には来るらしい。」 「家か?」 「多分な。」 斗輝と匠さんの会話の意味がわかんなかったけど、來斗さんが休むのは理解できた。 2人はずっと話していたから、私も真帆と話しながら校舎に入った。 「萌佳、昨日…」 言いかけてやめた真帆。 「私ね、昨日、斗輝に告白したよ。」 「う…嘘。」 「ほんとだよ。ずいぶん待たせちゃったけど… この気持ち1ヶ月たっても変わらなかったし…」 「やっと両思いに、斗輝となれたんだね。」 『よかった~』とホッとした顔の真帆。 「ねぇ、真帆。真帆は匠さんとその~、えーと…付き合ってどれくらいでしたの?」 「エッチの事?」
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