第4章

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だかこそ、早く萌佳の心が欲しいと思った俺。 萌佳を独占したかった。 匠も來斗も…萌佳に優しい。 ハァ~ 真帆も、匠が優しくしても怒らない。それどころか真帆までもが加わっているし… めんどくせ~!! だから卑怯かも知れないが… 「萌佳、そろそろ送るぞ!」 「えっ、あっ…うん。」 俺が立ち上がりドアに近ずくと慌ててついて来る萌佳。 ドアを開けて出れば『バイバイ』と出てきて、下にいる面子にも『バイバイ』と挨拶する萌佳。 それだけでもイライラする。 俺の萌佳なのに… 萌佳の気持ちがわからないから不安になるんだ。 俺が初めて惚れた女だから… 余計に不安が大きい。 頼む離れるな。
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