第4章

18/19
前へ
/32ページ
次へ
《そんなにも、その子が好きか?》 「俺が幸せで幸せにしたいのは彼女だけだ。」 《1度連れて来い。》 「まだ、待ってください。彼女には、俺の家の事を言ってませんから…」 《わかった。いつでもいい連れて来い。縁談は断わっておく。》 フーやっと切れた。 「斗輝、お前もか?」 「あぁ、來斗もだろうよ。俺も來斗も断わってばかりだしな。」 「ねぇ、斗輝、萌佳にはいつ話すの?」 「やっと、両思いになれたんだ『わかってる』ならいいけど、萌佳ちゃんが素性知ったら離れるかも知れないな。」
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加