第5章

1/13
前へ
/32ページ
次へ

第5章

【萌佳side】 HRが終ると、真帆がクラスにやって来た。 「真帆、どうしたの?」 「1時間目って何?」 「英語だよ。」 「サボれる?」 「重要なの?」 「うん。萌佳にとっては…」 重要…だったら私はまさか斗輝の家柄だと思わなくて… 「うん、いいよ。准君、ノート見せてね。」 「了解。いってらっしゃい」 真帆と屋上に行くと斗輝と匠さんがいた。 「斗輝、連れて来たよ。」 「斗輝、重要な話って何?」 不安になりながら聞く。 でも、その答えは真帆が答えた。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加