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「わしも、母さんのように反対しない。
2人の愛を感じたな。斗輝が電話で言ったように、斗輝は萌佳さんしか愛さないと思えたよ。
2人は2人で1人なんだと…丈夫な子供を産みなさい。」
「ありがとうございます。」
「親父、お袋。ありがとう」
「斗輝、卒業しろ。いいな。
それから、萌佳さん退学する日は妻と行きなさい。
その方がいいからな…妊娠でわからない事も聞きなさい。」
「はい。宜しくお願いします。」
「あなた達、夕食を食べて行く?」
「いや、帰る。また来るから…お袋。」
「萌佳さん、食べたいものを少しずつ食べればいいからね。
辛いでしょうけど、斗輝に甘えなさいね。」
俺が立ち上がると萌佳も立ち親父達に頭をさげた。
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