8人が本棚に入れています
本棚に追加
水沢先生は驚いている。
「いつ、わかったんだ。」
「おとといです。病院にも行き、俺の両親にも伝えて産むことに賛成してくれました。」
「2人は学校は?」
「俺は卒業しますが、萌佳は辞めます。」
「……」
先生は頭を抱えて黙ってしまった。
「悪阻もあるんでしばらく休み、俺の母親と体調のいい日に退学の手続きに来ますので…お願いします。」
「そこまで、話が進んでいるのか?匠も真帆も知っていたのか?」
「「はい。」」
「斗輝、何で…避妊しろよ。斗輝」
最初のコメントを投稿しよう!