第6章

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水沢先生は驚いている。 「いつ、わかったんだ。」 「おとといです。病院にも行き、俺の両親にも伝えて産むことに賛成してくれました。」 「2人は学校は?」 「俺は卒業しますが、萌佳は辞めます。」 「……」 先生は頭を抱えて黙ってしまった。 「悪阻もあるんでしばらく休み、俺の母親と体調のいい日に退学の手続きに来ますので…お願いします。」 「そこまで、話が進んでいるのか?匠も真帆も知っていたのか?」 「「はい。」」 「斗輝、何で…避妊しろよ。斗輝」
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