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親父達が認めてくれないのに、任せるなんて出来なかった。
腹の子も萌佳も守るんだから…
しばらくして治まるとリビングに戻った。
「親父、お袋…時間かかってすまん。悪阻が酷くて…」
「すみません。」
予想以上に遅くなって謝った。
「斗輝、母は反対しないわよ。
あんなにも荒れてて…高校出て会社に入れるのか、正直不安だったの。
けど…トイレで、萌佳さんを介抱する姿を見て別人かと思ったもの。
頑張りなさい。2人で…悪阻が酷い時は戻って来なさい。
あなたもいいですね。私は味方に付きます。
マンションにも行くからね。」
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