🐈‍⬛次の日(土曜)🐈️

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わたし 花木 香(はなきこう) 「いただきます…」 わたしは、手を合わせながら食前の挨拶をし メープルシロップをかけて ナイフとフォークで、切り分けながら ホイップクリームをつけて さっそく1口、食べてみた。 わ!サクサクで、フワフワだ! なにこれ、美味しすぎるんですけどっ 夢中で食べ進め、ホットミルクも飲んでいく。 んふ~、すごく合う!やっぱり美味しい…♪ いつの間にか、完食してしまい ホットミルクも飲み干して… 食器を片付け、洗ったあとは歯を磨き パジャマから…私服に着替えた! ちょっとだけ、お散歩行こうかな あの人にも…会いたいし…// お出かけ用の、肩がけポシェットに スマホと…ハンカチ、お財布やICカードを入れて 玄関の戸締まりを、しっかりしたあとは 家を出て…すぐ目の前の、猫園荘に向かうと そこには、ルルとキララを 愛でている猫園さんがいたんだけど 他の、ぬこ達はいなくて 彼はいつもみたいに、目を細めていた。 猫園荘(ねこぞのそう)大家 猫園 美夜尾(ねこぞのみやお) 「やあ、おはよう…香ちゃん。」 薄く目を開いた猫園さんの オッドアイが少しだけ見えて ドキドキしてしまう…/// わたし 花木 香(はなきこう) 「お、おおお…おはようございます! ぁの、えっと…お、大家さんの 飼い猫のルルとキララ… 触らせてもらっても良いですか? 出来れば、吸いたいんですが…//」 猫園さんは薄く開いていた目を 完全に閉じ、穏やかに微笑んだ。
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