🐈‍⬛次の日(土曜)🐈️

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猫園荘(ねこぞのそう)大家 猫園 美夜尾(ねこぞのみやお) 「もちろん、良いよ。」 許可をいただいた、わたしは 猫園さんの隣に座り… すぐ、そばにいる 黒猫のルルを撫でつつ 彼の様子を見ながら 腕を、さりげなく組んでみる…// わたし 花木 香(はなきこう) 「あ、あの…ワッフル… とても、美味しかったです//」 猫園さんの耳元で囁くと 彼の、閉じていた目が開いて 視線が合ってしまった//// 猫園荘(ねこぞのそう)大家 猫園 美夜尾(ねこぞのみやお) 「そうか、それなら良かった… 貴女のために、作ったかいがあったよ。」 その時だった! 「ウニャア~♪」 猫園さんの足元に 茶色いトラぬこが、すり寄る。 a655fcea-6787-44ee-8a3d-c34e84e3f243 チャラ男 「おぅい!チョココロネ!待てよ~!」 声がした方に顔を向けると 金髪のチャラチャラした若い男性が 駆け寄ってきていた! 1階の角部屋の人みたい。 猫園荘(ねこぞのそう)大家 猫園 美夜尾(ねこぞのみやお) 「あの男は、この茶トラたんの飼い主でね… 女癖が悪い…注意するんだよ。」 その、男性がすぐそばまで来る。 チャラ男 「あ、大家さん! わお、可愛い女の子も一緒じゃんか! なになに、その女の子… 大家さんとどういう関係なの?」 猫園さんは、鋭い目つきで 男性を見上げた! 猫園荘(ねこぞのそう)大家 猫園 美夜尾(ねこぞのみやお) 「彼女は、僕のだから… 手ェ出したら、許さないよ。」 男性は、自分の飼い猫の茶トラを 慌てて抱き上げ、後退る。 チャラ男 「うわ…なんだよ、おっかねぇな… ほら、チョコ!部屋に戻るぞ!」 その男性は、そそくさと自室に戻っていった。
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