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🐈⬛お昼(土曜)🐈️
猫園荘大家
猫園 美夜尾
「にゃん様達のご主人様達…
仕事が休みで、自宅で過ごすしているから
今日は僕がいなくても、大丈夫だし。」
今日は土曜日だから、ぬこたん達の
パパママもお仕事がお休みなんだ!
家族全員で、一緒に過ごしてるんだろうなあ♪
わたし
花木 香
「それなら、安心です。」
猫園さんは頷き、1階の
真ん中にある、部屋の鍵を開けた。
猫園荘大家
猫園 美夜尾
「ちょっと、待っててね…
いま…僕のにゃん様達を部屋に戻すから。」
わたしは頷き、猫園さんの
部屋のドアが開いた事を確認して
両手に抱えていた、黒猫のルルを玄関先に下ろすと
そそくさと、部屋の奥へ行ってしまって…
猫園さんも部屋の中に入る。
わたし
花木 香
「わたし、外で待ってますね。」
目を細めてる猫園さんは
首を左右にふった…
猫園荘大家
猫園 美夜尾
「香たんも、中に入ってくれるかい?
あの男が…貴女にちょっかいを
出してくるかもしれないからね。」
わたしは、小さく頷き
猫園さんと一緒に部屋に入って
玄関先で、待たせてもらう事にして…
彼は、玄関のドアを内側から閉めた。
わたし
花木 香
「…」
猫園さんが、出かける準備をしてる間
わたしは…玄関先から、部屋の中を見回す。
猫園荘大家
猫園 美夜尾
「ふふ…貴女の家に比べたら狭いでしょう?」
狭い…のかな?わりと広いようにも見えるけど…
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