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わたし
花木 香
「そんなことありません
じゅうぶん広いと思います。」
部屋の奥の方で準備を済ませた
猫園さんが出てきて…
ぬこ達も、お留守番モードになってる。
猫園荘大家
猫園 美夜尾
「ふふ…そっか、まあ…
感じ方は人それぞれだね。
さあ、行こうか。」
わたしは頷き、猫園さんと一緒に家を出て
彼は、ドアに外側から鍵をかけた。
わたし
花木 香
「どこで食べます?」
わたしは、隣の猫園さんに顔を向ける。
猫園荘大家
猫園 美夜尾
「食べ物屋さんなら、駅前が一番多いし…
バスで駅まで行こう。」
わたしは頷き、猫園荘裏のバス停に
彼と一緒に向かう。
わたし
花木 香
「猫園さんって、食べ物は
どんなのが好きなんですか?」
わたしは、猫園さんの腕に抱きつきつつ
その肩に頬擦りしていた…//
猫園荘大家
猫園 美夜尾
「ん…そうだな、僕は
やっぱり、和食が好きかな♪」
優しい手つきで頭を撫でられ…
わたしは、目を細めていた//
わたし
花木 香
「健康的で良いですね…//」
少しして、バス停につき…
わたし達はそのバス停に並び
駅に向かうバスが来るのを待つ。
猫園荘大家
猫園 美夜尾
「香たんの好きなものは
なにかな、僕に…教えてくれるかい?」
頭を優しく撫でられてたけど、手がそっとすべり
今度は、アゴの下を指先で撫でられる…//
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