13人が本棚に入れています
本棚に追加
/15ページ
🐈⬛勤務終了後(金曜)🐈️
門の中に入り、自宅の敷地内を
探してみたけど、ぬこたん達はいない…
猫園荘大家
猫園 美夜尾
「おかしいなぁ…もしかして
貴女の家の中に入ってしまったのかも…
窓とか、空いてたりしてないかな?」
朝、戸締まりは…
ぁ、急いでたからしてないかも!
わたし
花木 香
「ありえますね!探してみましょう!」
わたしは、自宅のドアを開け、先に家の中に入って
部屋の中を猫園さんと一緒に探してみた。
廊下を進んだ先、奥にある台所とリビング
リビングから入って左側の寝室、右側の物置部屋…
全部の部屋を探したけど
ぬこたん達はいなくて玄関まで、戻ってくる。
わたし
花木 香
「猫園さん、いませんでしたよ~
本当にうちに入って…」
玄関の内側から鍵をかけた、猫園さんは
ネクタイを緩めていた…
猫園荘大家
猫園 美夜尾
「すまないね…実は、彼女達は
本当は、僕の部屋にいるんだ。」
猫園さんが目を開けた所、初めて見た…
お、オッドアイだったんだ…じゃなくて…
わたし
花木 香
「ぁ、あの…言ってる
意味が分からないんですが…」
猫園さんは、緩めたあとに
外したネクタイを自分の手に巻きつけて
急に、抱きしめてきたっ
猫園荘大家
猫園 美夜尾
「だからさ…僕の本当の目的は、貴女なんだよ。
手触りが良い毛髪だ、にゃん様達に負けてない…」
あ、あれ…そう言えば
猫園さんの服に、ぬこの毛がついてない!
しかも、ぬこたん達の
かぐわしい、おひさまの香りもしなくて
ほんのりとした、シトラスソープの香りがしてる…!
![499d6f0c-b265-4c4b-ba9f-f4d5e3f3cc39](https://img.estar.jp/public/user_upload/499d6f0c-b265-4c4b-ba9f-f4d5e3f3cc39.jpg?width=800&format=jpg)
![eac8f68b-3349-46aa-b7d7-678fdb613067](https://img.estar.jp/public/user_upload/eac8f68b-3349-46aa-b7d7-678fdb613067.jpg?width=800&format=jpg)
最初のコメントを投稿しよう!