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ゲームマスター「7番、罰ゲームだけど、チャンスあげるよ」
氷野「え?ありがたいけど、まさか筋肉ダルマと戦えと言うんじゃ?」
ゲームマスター「いや、違うよ。7番にはあれをやってもらう」
護衛達に命じ、護衛達が赤ワインが入ったグラスを10個持ってきて、7番のテーブル上に置く。
ゲームマスター「その10個のワイングラスの中に毒入りが9個あるから、毒入りじゃない1個のグラスを選んで飲むんだ。毒入りじゃないのを見事選んで飲んだら助けてあげるよ」
氷野「この中から1個だけ毒入りじゃないのが…」
額に汗を垂らしながら、1個のワイングラスを選んで手に持つ。
ゲームマスター「そのグラスでいい?」
氷野「俺の勘に懸ける…」
静かにそう言ってワインを飲んだ。
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