第十のデスゲーム

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入ってきた人物はフード付きの黒いレインコートを着た高校生位の少年だった。 黒いフードを被りニヤニヤと不気味に笑っていた。 藤原「ん?なんやあの子?あんたの知り合い?」 ゲームマスター「いえ、彼は過去に行われたデスゲームの優勝者です」 藤原「なんやて!?」 それを聞いて非常に驚く8番。 藤原「過去に行われたって…まさかこんなデスゲームが過去に行われとったんか!?」 ゲームマスター「はい。その時は、政府ではなくて企業側が企画して我々はスポンサーにまわりましたけど」 藤原「それで、死んだ奴はどうなったんや?」 ゲームマスター「適当に処理しましたよ。今回の犠牲者達も適当に処理するだけです」 藤原「しかし、あんな子が生き残るなんてなあ…まだ高校生位やろ?ほんまに生き残ったんか?過去のデスゲームに」 黒いフード付きレインコートを着た少年を見ながら僕に聞いてきた。
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