エピローグ

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エピローグ

ある別荘の中。 そこではゲームマスターが画面に映る総統と会話していた。 総統「で…彼は?」 ゲームマスター「はい、なんとか一命はとりとめました。なんというかゴキブリ並みの生命力ですね8番、いや藤原は。あんなに滅多刺しにされたのに」 総統「彼の着ている服のおかげかもしれないな」 ゲームマスター「あの陰陽師のコスプレ服ですか?」 総統「ああ。厚い衣装だっただろう?あのおかげでナイフ攻撃を受けてもそこまで致命傷にならずに済んだのかもしれない」 ゲームマスター「なるほど確かに。本当に運がいい奴です藤原は」 総統「後、彼は優勝して賞金は受け取ったようだね」 ゲームマスター「はい。賞金はちゃんとあげましたし、あいつはあのデスゲームのことは絶対言わないと思います。一応監視は暫くつけますが」 総統「それでいい。しかし、まさか私と君の賭けた者が脱落するとはね」 ゲームマスター「はい、まさか脱落するとは。それで賭けは閣下と僕、負けということで?」 総統「そういうことになるが、頑張った君にはプレゼントをあげるよ」 ゲームマスター「え?本当ですか?」 それを聞いて嬉しそうな表情をするゲームマスター。
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