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「俺達は、あなたを許さない。
萌佳を傷つけ死に追いやった。」
「でも、さっきそんな事を言わなかった。」
「それは…あなたに…」
お袋さんが怒鳴った。
「あちらに、録音のテープの遺書があるんだから仕方ないわね。
あなたが脅した事は立証されるわ。」
「そんな…ママ…」
「明日もう一度、伺います」
「もう、2度とこないで下さい。許す気もありません。」
俺は、顔も向けずそういった。
萌佳が何をしたって言うんだよ。
腹の子が何かしたか?
怒り狂い、何の感情もなかった。
ただあるのは、萌佳を愛してると言うだけ…
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