第6章

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「あぁ、だから、断ったさ。今回の事も、橘さんそうですよね…」 「はい。確かに本日、返事をいただきました」 「橘さん、お宅との取引を改めさせてもらう。 これだけ、傷つけられたら、もう許せないですし… 南條も、本條もなるだろう…息子達が動くだろうからな。両社とも…」 「そんな…どうして」 「それは、両社の息子が萌佳や息子の友人だからです。」 「「……」」 そこに、匠、真帆、來斗が来た。 「斗輝、どうなの?赤ちゃんと萌佳は。」 「萌佳の意識が戻らないとあぶない。」 「「「・・・・」」」 「3人に頼みがある。 もし、萌佳がダメな時は俺も逝く。 だから、望の持ってる萌佳の遺書を公表してくれ…俺は親子3人で逝くから…」 わがままを叶えてくれ…頼む。
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