第7章

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ゴメンね…ママが弱いから… パパのいない子になってしまうね。 斗輝を思い出せば涙が溢れてとまらない。 斗輝を思い出せば、遠くで『萌佳』と聞こえる気がする。 そろそろ…声が聞こえる方に歩きだそう。 歩いていくと明るい光に包まれた。 身体がフアフアする。 頭がボートして次に目を覚ましたら、点滴が見えた。 「萌佳ちゃん、萌佳ちゃん、気がついたの? 先生を呼んで来るわね。」 斗輝はどこ? 斗輝に会いたいよ…
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