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「そうなんですか?」
「お兄ちゃんの強い姿だけだったから、弱ったお兄ちゃんを見れて、ますます尊敬したみたいで憧れているのよ。」
「望君にとって、斗輝は自慢の兄なんですね。」
「でもね今は、萌佳ちゃんも自慢の義姉なのよ。」
「えっ…私の自慢になるようなとこないのに…」
「美人だし、あの携帯に残したメッセージを聞いてね、好きな人を大事に思いやれる2人に感動したって。
だから、望も付き合ってる子を、大事にしたいって言ってるのよ…」
「……」
お義母さんは、ケーキを食べようって皿を渡してくれた。
うん、美味しい。
甘くなくて…
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