第7章

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親父は、橘との提携を解除した。 匠も來斗も親父にいい、両社も解除した為、すでに倒産に近いらしい。 大きい会社が3社も手を引き、傾かない訳がない。 俺が2度と来るなって言ったが、お袋が1人の時に来るらしいが、追い返していると言う。 謝罪されても、萌佳の意識が戻るわけでもない。 学校でも生徒達の間で、萌佳が来ないのは、別れたからだと思い始めていたので、萌佳のクラスでは意識不明で入院中だと言ったそうだ。 俺は担任の水沢に『守れって言っただろう』と怒鳴られた。 未だに目を覚まさないので、気にかけられている。 退学の手続きに親父が行ったが、本人が不在の為受け付けて貰えなかった。
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