第7章

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身体についてた機械がなくなっていた。 嘘だろ…萌佳、覚ませよ… 何度も名前を呼び続けた… 「萌佳、萌佳、萌佳…」 次の瞬間に驚いた。 目の前に、目を開けた萌佳がいる。 「萌佳、わかるか?」 俺の問いかけに頷いた。 「斗輝、私…死ねなかった。」 「俺が死なせない。俺の奥さん。」 「えっ…だって、邪魔になるって言われて…」 「書いてあった婚姻届、萌佳の誕生日に出して、母子手帳も貰ってきたんだ。」 「赤ちゃん、無事なの?」 俺が頷くと『良かった』と言う。
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