第7章

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親や弟の前だが、ギュッと抱き締めた。 抱き締めたと同時に、ホッとし涙が溢れる。 「斗輝、泣いてるの?ゴメンね。心配かけて…」 「もう、2度とイヤだからな。」 1ヶ月が辛かった。 久しぶりに、萌佳の声… 抱き締められるぬくもりを感じた。 どんなにこの日を待っていただろうか? ほんとに良かった。 お袋は、ホッとしただろうな。倒れてるのを見つけ付き添ってきたから… 正直・・・もうダメだと思っていた。 でも諦めなくて良かった。
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