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第十話 また来た・・・
今は放課後だ。
靴箱に直行しようとしたら・・・琉生が待ち伏せしていた。
「(琉生)雪姫!」
「なんですか?部活あるんでしょ?」
「(琉生)あれは時々あるだけだから〜」
「で、なんで待ち伏せしてるの?」
「(琉生)一緒に来て!」
「嫌です」
「(琉生)お願い!」
なんかこう、上目遣いでお願いされてもなぁ。
「無理」
「(琉生)行こっか〜」
「話聞いてた?」
ガラガラガラ
「(琉生)連れてきた〜」
「なんで物理的に・・・」
「(陽翔)なんで前みたいに魔法(?)使えるんだ?普通使えないのに」
「私にもわかりません」
「魔法じゃなくて魔術です」
「(陽翔)一緒じゃ・・・」
「ありません!別物です!ほうきなくても飛べます〜!」
「(陽翔)じゃあ飛んでみて〜」
「■」飛ぶんじゃなくて飛ばせるわ。めんどいから。
「(陽翔)うぉっ。初めて飛んだ〜!」
「ホスト部入ったとしても何をしろと?マネージャーなら他の人でいいでしょ?」
「(颯)いや、マネージャーじゃなくて・・・」
「(湊)接客だ」
「女子なのに?」
「(湊)まぁな」
「(琉生)僕達、男子の客もいたらいいなぁと思ってて」
「私以外もいるでしょ?」
「(琉生)それが・・・女子全員お客様だから」
「私は行く気なかったからちょうどいい、と?」
「(琉生)女子は雪姫ちゃん以外来るから・・・」
「まぁいいや。私、前、魔術したし、気術もしたけど何も言わないの?」
「(朝陽)そうだな。悪に使わないならいいんじゃないか?」
「(颯)他にはなにかできるの?」
「剣術とか即死能力、毒に、呪言、怪我などをリンクして同じ怪我をさせるのとかできる。闇属性、光属性の魔法も一応」
「(陽翔)最強だなぁ〜」
あ、浮遊楽しいみたいだな。
「(律希)まんま二次元と同じだね。そのアニメ見たことあるかも」
「うん。アニメで見たのができるから。漫画でもいけるかな」
「(律希)すご〜!」
あれ?なんで馴染んでるんだろう・・・?
「で、接客って?」
「(湊)雪姫は男装できるか?」
「まぁ、出来ますけど」
「(碧)この子ユーチューバーのyukihimeだよ」
「(ホスト部(碧と雪姫以外))えぇええええ?!」
「うるさいです」
「(湊)すまん」
「(碧)男装してみてよ」
「わかったから」
「出来たよ」
「(碧)意外と似合う」
「似合うなら似合うって言え」
「(陽翔)男装いけるじゃん」
「(朝陽)かわいい」
「可愛くないです」
「(颯)男装いるか?」
「(琉生)いらないですね」
「じゃあなんで男装したんだよ」
ツッコミさせんな
「(湊)で雪姫は入部でいいか?」
「(ホスト部)いいです」
「嫌です」
「(みんな)え?」
「(颯)そういう雰囲気だよね」
「違いますが」
「(湊)入部の紙かけだぞ〜」
「えぇ。拒否権なし?」
「(ホスト部)なし!」
「えぇ〜」
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