第8章

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「私が出てくるから少し待ってて…」 誰だろう… 「どちら様。あなたは…お帰りください。」 「謝らせてください。娘がしたことを…」 「今でも傷になってますので、いい加減にして下さい。 お帰り下さい。息子もいませんから…。」 戻って来たお義母さんは、引越し屋に電話しすぐに引っ越すと言い出した。 「聞いてさっき、橘さんの奥さんが来たの。 病院にも…何度もね。 斗輝が、2度と来るなって行っても… チャイムの音で震えてる萌佳ちゃんをここに置いて置けないわ。 すぐに、引っ越します。強引だけど身体によくないわ。」
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