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「どういうことだ。」
「萌佳ちゃんを、昼間1人で置いておくの?
ピンポンとなるたびに、震えて怯えているのよ。
それに、マンションに橘の奥さんが尋ねてきたわ。
それに、萌佳ちゃんの大事な話はここに移ることだったの。
今は斗輝の部屋で寝てるけど、たぶん今頃望が様子を見に行ってるはずよ。
マンションは、パパと話したけど今月で引き払うわ。」
「なぁ、萌佳は…」
俺は考えても見なかった。
相手がマンションに来るってことを…
「斗輝、これは、決定事項だ。
萌佳ちゃんが、安心して子供を産めるようにしてやれ。
親がいない分、不安に思ってるそうだ。」
「萌佳ちゃんが話したら、きちんと聞いてあげなさいね。
ここに帰って、ベットに入れたら、すぐに眠ったのよ。安心してね。」
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