第8章

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ニコッと笑い出迎える。 「斗輝、マンションからここに引っ越しちゃった。」 「あぁ。マンションよりここがいいか?」 「うん。今日、ピンポンとチャイムが鳴るたびに身体が震えて動けなかったの。 でも、お義母さんがいてくれて助かったし…」 俺は、萌佳を抱き締め『ここで、暮らそうな!』と言った。 「うん。ありがと。斗輝。」 「それと、急だけど総長の引退が早まる。 親父が冬休みと自由登校の間、研修で仕事に入れって… 萌佳も、会社に一緒にいてもいいそうだ。PC使えるだろ…?」 「うん。」
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