第8章

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「あの時、突然来て『別れてください。あなたみたいに一般の方が、斗輝さんについていても会社にメリットがないのはわかるでしょ。 邪魔にしかならない。しかも、あなたは施設で育ったみたいね。』と言われて、反論したら『調べればわかるわ。縁談を断わってきたから、何故かと思えば馬鹿馬鹿しい。早くいなくなってね。』って言われて… 近くで見てるのが辛いから、メッセージ残して切ってました。 だから…ここに1人ではいたくないです。 帰って来て余計に思いました。」 「大丈夫よ。斗輝にわかってもらいましょうね。」 ピンポーンと鳴った。 身体がビクッとなって震えが止まらない。
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