2 ハグから、いきなりデートに進展?

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──マンションに帰り着いて、そのままふらふらとベッドに倒れ込んだ。 「ハァーー……」 一人、ため息を漏らす。 「今日は、いろんなことがありすぎて……」 ハァーと、もう一度ため息を吐き出す。 「いきなりのデートになって、こんなプレゼントまでもらっちゃったし……」 改めて見ても、自分にはもったいなく思える。 「……けど、再会の印しにって……」 これが、二人を引き合わせてくれるのかな……。 ペンダントトップを持ち上げ、明かりにかざしてみると、それは青く澄んで煌めいて、 『海みたいなブルーの色合いが、おまえのイメージにぴったりだと思ったんだ』 という言葉が、鮮やかに浮かんでくるようで、 このネックレスが、彼との再会を叶えてくれるよう、せめてもの願いを込めた……。
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