王太子殿下への恋心

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王太子殿下への恋心

その日は、リリアナは恥ずかし過ぎて何をしたのか全く覚えていなかった 気付いたら、自室にいた 王太子殿下が甘過ぎる もうどうしたらいいのかわからない あんな事をされても、少しも嫌な気持ちにならないのだから、きっと私も王太子殿下が好きなんだわ 初めてリリアナは自分の気持ちに気がついた 王宮では、昼間のリリアナへの飲み物の調査が始まっていた 王太子殿下はリリアナが帰ると、すぐに飲み物の鑑定をさせた 結果は微量の毒物だった お茶の準備をしたメイド3人を探ると、疑わしい1人が見つかった そのメイドの、尋問が始まる 「あのご令嬢は、王太子殿下様に相応しくありません。妃に、相応しいのはレイヤー様です」 と言い出した レイヤーの差し向けたメイドだったのだ 報告を受けた王太子はメイドを追放した
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