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幸せな時間
その後、リリアナが落ち着くまで膝の上でしっかりと抱きしめて離さない王太子
リリアナはいつのまにか、泣き疲れて眠ってしまった
王太子な令嬢が抱きついたのを目撃してから、ほとんど眠れてなかった
王太子に会えた事でホッとしたのもあったんだろう
王太子は腕の中で眠るリリアナを見て、より一層リリアナを妃にと望むのであった
そして、眠るリリアナのおでこにキスをした
「側にいるから、ゆっくり眠るといい」
そう言って優しい眼差しをリリアナに向けた
そして、王太子も眠ってしまった
リリアナが目を覚ますと、王太子の膝の上で抱きしめられていた
そして王太子は眠っている
『ずっと抱きしめていてくださったの?』
リリアナは恥ずかしくなって、そっと離れようとした
王太子が、目を覚ます
「リリアナごめん。僕も一緒に眠っていた」
「重たいのにご迷惑をおかけ致しました」
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