23人が本棚に入れています
本棚に追加
/31ページ
ドレス
それから数日後、街で母様と買い物をしている時だった
「リリアナ、あのお店に用事があるの。」
と言って、指をさした
「はい。母様。行きましょう」
パーティー用のドレスを取り扱っているお店だった
「今日は、リリアナに新しいドレスを注文しに来たのよ。どんなのがいいかしら」
母様は嬉しそうに、ドレスを探している
こんな時の母様は私に向かう桃色の糸が色濃くなる
家族をとても愛してくれているのが分かる
「リリアナ、まずは形を決めましょう。どんなのがいい?」
「母様、私はドレスの事はよくわかりません。母様が選んで欲しいです」
「そう?じゃあ、色はリリアナの好きな色にしましょうね」
そういうと、店員さんに声をかけて、カタログを見せてもらっていた
結局、リリアナは淡い青色のドレスに決めた
そして、母様とお茶をして帰った
最初のコメントを投稿しよう!