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3度目
それから、1週間後ドレスが届いた
更に3日後夜会に参加した
今回も家族で参加する
陛下に挨拶をして、庭に出る
しばらく庭園で花を見ていた
「こんばんは」
声をかけられた
振り向くと王太子殿下が立っていた
「王太子殿下に、ご挨拶申し上げます」
「堅苦しい挨拶はいいよ」
「そういう訳にはいきません。先日のエスコートも存じあげなかったではすみません。お手を煩わせてしまい、申し訳ございませんでした」
「気にすることはないよ。困っている人を助けるという人として当然の事をしたまでだ」
「ありがとうございます。それでは失礼させていただきます」
「ちょっと待って、リリアナ嬢」
王太子殿下に、名前を言われ驚いた
「…」
「初めて会った時に、名前を教えてくれたよね」
そうだった
確かに名乗った
「ちょっと、話し相手になってくれないか」
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