伝える

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とにかく伝えないと どうやって? 王太子殿下なら信じてくれる? でも計画が何も分からないのに? 「どうしたの?また迷子になったのかな?リリアナ嬢」 「王太子殿下のご挨拶申し上げます」 礼をとる 「どうした?何か考え事か?」 「王太子殿下、少しお時間よろしいでしょうか?」 「構わないが。何か?」 「今から話す事は、証拠がございません。それでも、お話だけ聞いていただきたいのです」 「わかった。話してみて」 「先程、庭園でどなたかわかりませんが、2人で悪い企みを話しておられました。声が所々しか聞こえませんでしたので、詳しい内容は分かりませでした。その時、王太子殿下と薬、そして殺の言葉を聞きました」 「そうか。確かに怪しい話だな。とりあえず、調査して、今日は食べ物や飲み物を口にするのはやめておこう。教えてくれて、ありがとう」 「信じていただけるのですか?」 「リリアナ嬢は嘘をつくような子ではない。信じるよもちろん」 リリアナは信じてもらえた事が嬉しくて泣いてしまった
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