第10章
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斗輝と私達は会社から家に戻った。 学校を休んだ斗輝は部屋に入ると着替えて、ソファーに座るとギュッと抱き締めた。 「萌佳…」 「ん?」 「疲れてない?」 「うん。」 本当に心配そうに聞くから身体を離して笑うと『よかったー』とホッとする斗輝。 「今日、准君の返事を聞くんだよね。」 「あぁ」 「やってくれたらいいね。」 「だな…」
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