第10章

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「俺は…許すことは出来ない。」 「私は…」 「萌佳、大丈夫だから… 安心しろよ。俺が守るから…」 お義父さんの言葉に途中で答えられなかった。 あの時の事を思い出す。 斗輝はすぐに変化に気づく。そんな旦那様。 「斗輝、萌佳ちゃん頼む。会うだけいいんだ。 許す、許さないは、お前達の自由だからな。」 「萌佳…どうする?」
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