第12章

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【斗輝side】 目が覚めると萌佳が俺を起こす。 学校に遅刻するとー… 『身体、大丈夫か?』と聞けば大丈夫と言う。 俺が着替える間に、サッサと着替え降りていく。 最近、俺等の弁当を作る。 俺と弟の望だけだったが… 親父までもが言い出した… ハァー 溜息をつくと、お袋が交代で作ることになった。 着替えてリビングに行けば、親父と望がテレビを見ている。 「おはよ、兄貴。」 「あぁ。望、親父…おはよう。」 「斗輝、次に受け継ぐものは見つかったのか?」 「あぁ…」
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