1人が本棚に入れています
本棚に追加
「たいてい、そういう子達とはすぐ分かれちゃうのよ。律人。あ、もちろん、小柳さんがその子達と同じだっていうんじゃなくて、もし、本気で律人を好きなんだったら、本当のあいつをしっかりと見て、好きかどうか判断して欲しいなっていう、まぁほんと、余計なお世話でごめんねぇ。」
「あ、いえ。ありがとうございます。さっき更科さんにRITUさんの事を本当に好きかって聞かれて、正直、すぐにはいって返事できない自分がいて、びっくりしました。だから、あの・・・。」
「うん。大丈夫。全部言わなくてもいいよ。ただ、隣に住んでて、たくさんの子が泣いてきたのも見てるからさ。大切な人の後輩には、同じ目にあって欲しくないなって思っちゃって。」
最初のコメントを投稿しよう!