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催眠本でも…
「なぁ透、この本居る?」
「…誰でも分かるとろとろ催眠…上巻?…下巻あるのか?」
「…これいろいろとオカルトだったよ…」
「…相手に手のひらを見せつけてあなたはだんだんとろとろになーると唱える…って…何だよこれ…」
「まぁまぁ…お前の好きな子にでも試したら?」
「え」
「ちょっと橘さん、手のひらを見てて。」
『?』
「あなたはだんだんとろとろになーる…」
『…』
橘さんの顔はとろとろに溶けた!
「…手に触れればもとに戻る…?」
「…はいタッチ!」
『…あれ…何だったの…?…手のひらを見てただけだったけど…』
「…あれ?これ本当なやつ…?」
「…透…脱がせるとかはしないんだな…」
「当たり前だろ俺が何をすると思ったんだ」
次回 何か凄い娘
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