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呼吸が落ち着いた頃、アシャーの指がそこに侵入してきた。
「あ……ああっ!」
「熱いな………」
オリヴィアのそこはアシャーの指を難なく飲み込んだ。アシャーはゆっくりと奥を拓いていく。
喉が震えた。
アシャーの指の動きに、オリヴィアの腰が跳ねる。
そこからは熱い蜜がとろとろと流れ続ける。
初めてだというのに、彼に与えられる刺激を待っている。
指が奥へ進み、オリヴィアの一番奥に触れたとき、オリヴィアの目の前に光が散った。
「あああっ……!」
「気持ちいか?」
「ひ、あ……ああっ!」
言葉にならない。快楽が腰を抜け、背筋を駆け、頭に響く。
呼吸が荒くなる。心臓が耳元で脈打つ。
それから、獲物を見るようにオリヴィアを見て、オリヴィアは彼にすがるように見上げる。
「力を抜け……」
指がゆっくりと抜き差しされる。
はじめはゆっくりと、次は、早く。
そして、時折何かをさぐるように円を描く。
「あ、ああ! ひ、ひぃっ…!」
「……ここか?」
「や、い、いぃや、ああっ!」
「気持ちいいか?」
オリヴィアはいやいやと首を振る。
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