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オリヴィアの蜜壺の奥から、それは脳まで一直線に体を駆け巡る。
彼女は両足をぴんと伸ばし、アシャーにしがみついた。
蜜壺はいよいよ泡立ち、そして指をぎゅっと締め上げる。
「あああああ!」
オリヴィアはあっけなく果てた。
「はぁ……はっ……はぁ……は……」
オリヴィアはしばし呆然とした。
まさか自分の身にこんなことが起きるなど思ってもいなかった。
アシャーは熱に浮かされた目でこちらを見ている。
「オリヴィア」
彼がオリヴィアの頬に触れる。
「俺のことを愛しているか?」
「あ……」
「俺は、あんたと結婚できてうれしい。あんたは違うのか?」
オリヴィアはゆっくりと彼を見た。
彼と出会ったとき、彼をはじめての男にしようと思った。
そして、オリヴィアを救ってくれた。
答えはもう決まっている。
「好き…愛してる」
オリヴィアが言うと、アシャーはこのうえない笑顔を浮かべた。
「そうか」
オリヴィアが目だけを動かすと、アシャーのそこは熱を持ち、屹立している。
怖い気持ちもあった。しかし、それ以上にアシャーの笑顔がまぶしく、愛しかった。
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