第12話

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第12話

 オリヴィアはゆっくりと唾を飲みこんだ。 「……いいよ……来て」  アシャーはオリヴィアの両足を抱えると、そこに肉棒を宛がった。  熱いそれは、指とは比べものにならないほどに太い。 「いくぞ……」  アシャーはそう言って、腰を進める。  慣らされた穴がゆっくりと開いていく。  くちゅ……と水音が耳に届く。 「あ……ああ……!」  オリヴィアは嬌声をあげる。  アシャーの凶悪なほどに太いそれが彼女の中心に沈んでいく。 「あああ……」 「入った……」  全部を飲み込んだ時、オリヴィアもアシャーも肩で息をしていた。  アシャーは目をぎらつかせてオリヴィアを見て、オリヴィアは濡れた目で彼を見る。 「動くぞ」 「う……うん……いいよ……うごいて」  ぱん、ぱん、と腰がぶつかる音が響く。  ゆっくり、早く、またゆっくり。  その音に合わせて、オリヴィアの腰が跳ねる。  深く、浅く、深く。  オリヴィアは頭をめちゃくちゃに振った。 「ん、あ……! あ……! ああっ……!」 「気持ちいいか?」  何度か聞かれた言葉に、オリヴィアは次こそ答える。 「きもち、気持ちいい……!」
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