第 参 話 昼食

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第 参 話 昼食

真子は思っていた宿とは少し違うような気がしていたが、そんなのは気にしなかった。 宿に入る前に行動班と就寝班の班員が発表された。 真子は6班中3班だった。 3班のメンバーは 真子に、藤迫 秋名 (ふじさこ あきな)、さっき喋りかけてきた女の子だ。 そして武田 九州男(たけだ くすお)、足田 涼(あしだ りょう)この子たちは朝の挨拶のとき挨拶をしていなかった男の子達だ。 そして、山本(やまもと)先生。秋上小の先生。見た目は優しいけど中身は怖いらしいとの噂。 それが3班のメンバーだ。 就寝班も確認した真子。 行動班にいる秋名も就寝班だった。 こうして掲示をしている時間も終わり、昼食の時間になった。 班で集まって昼食を食べる事となった。 今日の昼食は唐揚げ弁当が配られた。 これからはハイキングがある。 これから宿の近くの{森}にハイキングに行くことになる。 そんな事を考えていると秋名が声をかけてきた。 「そういやあなたのお名前は?」 確かに。そう思った真子は自分の名前を言っていなかったので、自己紹介をした。 真子が言った。 「私の名前は、杉田 真子。秋名ちゃんと同じ秋上小。よろしくね」 そうして2人は喋りながら昼食を食べることとなった。 秋名が言った。 「真子ちゃんは…」 真子が言った。 「ストーーーーーーップ!!!」「私の名前呼び捨てでいいよ!!!!」「その代わり、私もちゃん付けはしないからね!!」 秋名が言う。 「OK」「でさ、真子はは好き?」 真子が言った。 「うーん」「日本人形は怖いからなぁ」 (※ここからは「〇〇が言った」などは書かないでスペースを開けるのでよろしくです) 「そっかー私は好きだけどな」 「どうしてそんなこと聞くのよ?」 すると昼食時間が終わった。 山本先生が言った。 「3班食い終わった生徒から集合〜」 男の子2人組は食べるのが早いので、すぐ山本先生のそばに集合した。 一方、女子2人組みは、話に夢中で手を止めていたため、まだ半分以上残っていた。 山本が言った 「おーい」「秋名と、真子、早く食うんだぞー」 「はーい」                 続く
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