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第 肆 話 謎の日本人形
なんとか唐揚げ弁当を食べた真子と秋名は部屋に行き、荷物整理後に、宿の玄関前に集合がかかった。
近くの森にハイキングに行くようだ。
真子は嬉しくもなく、悲しくもない。ただめちゃめちゃお腹いっぱいという気持ちが頭の中で考えていた。
すると就寝班が同じの秋名が声をかけてきた。
「ねぇねぇ一緒に歩こうよ」
真子は{少し嫌な予感}を感じた。だがそんな{嫌な予感}は後に、運命を変える事となるのはまだ真子は知らない。
「うん。」「じゃあ行こうか。」
このハイキングは大きいチームではなく二人一組という少ない人数で1番最初にゴールした組の勝ちというルール。
なので真子はちょうどタックを探していたところに秋名が誘ってきたのだ。
ちなみにコースは長い山道を抜けて川辺を歩いて最後に宿につく。宿からスタートで一周して戻って来るコースだ。
11時にみんなで一斉にスタートするのだが11時までまだ30分以上時間がある。
早く来すぎた真子と秋名は周りを散策することになった。
秋名は坂下ったところにある川に行きたいと言ったので川に行くことになった。
秋名と真子は川に向かって歩いていた。
秋名 「川、楽しみだね。」
真子は正直気が乗らなかった。
「う…うん」
そうこうしているうちに、川に到着した。
思ったより意外と小さい川だった。
こうして服が濡れない程度に水遊びをした。
そして川遊びを終えて帰ろうとしたその時、真子は《どこからか視線を感じた》
秋名は先頭を歩いていて、前を向いている。
後ろには誰もいない。
横を見る。
すると木と木の間に日本人形があった。
真子は驚いた。
「わっ!!!」
真子は怖くて、秋名を置いて走って坂を登った。
走って坂を登ったので息切れをしている。
慌てた様子を見た秋名も追いかけてきた。
秋名 「どうしたの?」「急に走ったりしだして?」
「日本人形が…日本人形が…」
真子はパニックになっていた。パニックになっていたことを瞬時に理解した秋名は部屋に戻ろうと言った。
そうして女子部屋に戻って休憩することになった。
102号室は真子と秋名の2人部屋だ。
そう思っていた
部屋に戻ろうとしてドアを開けたその時真子と秋名は悲鳴を上げた。
ドアを開けて見える窓の荷物置きのところに真子が見た日本人形があった。
2人 「きゃあーーーーーーーーーーーー!!!!」
秋名 「私、先生呼んでくる!!」
「私も行く!!!」
ガッチャン
そうして先生を呼びに行くため部屋の鍵を閉めて、2人は先生を呼びに行った。
秋名「坂口先生だ!!」
坂口先生は女子部屋周辺の見回り担当の先生がいた。
真子「坂口先生!!」「私達の部屋に日本人形が!!!」
坂口 「え?日本人形なんかいるわけないじゃない!」
秋名 「じゃあ先生来てよ!!」
坂口 「もうわかったわ」
そして坂口先生を連れて真子と秋名でもう一度確認することにした。
坂口 「ドア開けるわよ」
ガチャッ
真子と秋名は驚いた。
窓の荷物置きにいた日本人形はいなかった
続く
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