妹のノート発見

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妹のノート発見

「あー暇だなー」 俺はソファーに寝転がりながら ポテチをばりばり食う。 今日は日曜日。 帰宅部の俺は学校に行く用事もないので ゴロゴロしながらテレビを見つつ、 暴食の王と化していた。 「ちょっとアンタ、課題終わったの?!」 母さんの声が下まで響いてくる。 げっ。課題してねー。 「お、おう!」 大声で返す。 ったく、なんで学校は課題なんか出すんだよ。 しかも量恐ろしいほどあるし、 そりゃ生徒もやる気なくすだろ。 教師はもとから勉強好きだもんな。 俺たちの気持ちなんかわかっちゃいねぇんだ。 ちくしょー。 イライラを収めるようにゴロゴロすると テーブルの下にピンク色の ノートがあるのを見つけた。 リカ(妹)のかな。 俺はソファーから手を伸ばしてノートを掴んだ。 「なんだよこれ」 表紙にはマジックでデカデカとマル秘!!と 書かれていた。 そんな大事なもんならこんなとこ置くなよなぁ でも俺の中で中を見てみたいという 好奇心が湧いてきた。 「どれ、見てみるとするか」 俺はノートを開いた。
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