愛逢月〜君を想う〜

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   …これから先、ワシは犯した罪を償う事になるやろう。  その道は、決して楽な道やない事は、今まで裁く側やったワシが、一番ようわこてる。  そやし、罪には罰。それが現代社会。  せやけど、どんなに険しく、どんなに孤独な道のりでも、  君が向こう岸で、いつまでも待っててくれるなら、怖いものなんてあらへん。  君への愛さえあれば、俺はずっと、命尽きるまで生きていける。  せやから、待っててや。  愛し恋しい、  俺だけの、たった一人の大切な、  絢音…
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