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天気の神様
貴方の近くに、雨女、雨男はいますか?
私は、雨女だ。
そうだったと気づくまで、かなりの時間が経っていました。
家族も、周りも、皆、知っていた。
自分でも、甚だ、嫌になった事がある、、、
子供の頃から、自分にとって、大事なイベントの日は、学校の事、プライベートにしろ、外出する際は、雨、、、
大事な日は、いつも雨。
ただ、傘を持って出かけると、雨が降らないことに気づいた日から、バッグの中には、必ず、傘。
傘を、集め出した事もあって、何本、傘があるのか?と言われた事もあった。
突然、雨が降る。
晴れていたのに、天気が急に変わる、、、偶然だとも思った、、、あの頃は、、、
余談だが、雨を嫌うと、運が下降する、、、
出かける日に、突然の雨、、、しかも、大事な日かもしれない、、、
足元が、、、髪型が、、、湿度が、、、
いろんな捉え方は、人それぞれだと思う。
でも、その思いを、雨で、何か知らせてくれている⁉︎ 、、、
守ってくれているのかもしれない、、、浄化だな、、、
そんな風に、少し、発想を変えてみると、その日、なんだか、いつもと違う、1日になるかもしれません、、、
信じるか信じないかは、貴方次第‼︎‼︎
OKINAWAへ住んでから、色んな天候の変化を知る様になって、空をよく見るようになった。
夜空を、見上げて、月や星を眺めることは好きだったが、朝や昼間の明るい空を見上げることは、
OKINAWAへ行くまでは、なかった。
私がOKINAWA在住の年は、年間を通して暑い毎日が多く、お正月に桜を目にした事もあった。
そして、OKINAWAといえば、、、台風。
改めて思うが、その土地に住んでみて、初めてわかることが沢山ある。
ともかく、、、台風の影響は凄まじい。
OKINAWAには、シーサー以外にも、守り神様がいらっしゃる‥‥‥
‥‥‥天気の神様‥‥‥やはり、私の中では、龍神様だ。
当時、OKINAWA在住の頃は10代、、、
まだ、神社仏閣へ、自ら出向くことはしていなかった。
父方の実家が、神道だったこと、祖母が信心深い人だったので、祖母自ら建てた小堂へは、
よくお参りへ一緒に出かけることは多かった。
そんな子供時代を過ごすと、神社仏閣へお参りすることが、日常になっていく、、、
昔、祖父祖母の家の居間に、観音様のお面が掛かっていた。
よく見ると、にっこりと笑みを浮かべているお顔だった‥‥
‥‥そのお顔を、子供ながらに、見つめていた私に、祖母が、よく言ってくれた事があった‥‥
「観音様のお顔に、あなたは、よく似ているね、、、観音様のような綺麗な人になりなさいね、、、」
正直、意味はよく分からなかったが、悪い気はしなかった。
観音様のお顔が、とても神秘的で、子供心に、綺麗な清らかな顔だということは理解できていたからだった。
『綺麗な人になりなさい』‥‥神様は、いつも見てますから、、、
『観音』 音を観る。
音とは、世の中の全てを表し、見えるもの、聞こえないものも自在に、見聞きして救いの手を差し伸べて下さるという意味。
昔は、神仏習合だからなのか、観音様のお面が飾られていたことは、今は不思議に感じる。
そのこともあって、何かに手を合わせること、それが神様だったか、その頃はよくわかっていなかったが、
高校生の頃には、自分が気になる神社、気になる神様の、最初の参拝は始まっていた。
最初の、、、とは、まず、好奇心からの始まりという意味だ。
子供の頃、祖母に言われた、何気ない言葉が、ずっと残っていた‥‥‥
OKINAWAもまた、美しい海に囲まれた、祈りの島‥‥
‥‥天と地を大事に、神様を、先祖を大事に、人を大事にしている‥‥
OKINAWAには、きっと龍神様が、住みたい、寄ってみたい、そんな場所だから、
琉球王朝の名前が、龍球王朝だったのだと、思える。
OKINAWAに住めたことで、ある時、天気の神様とは、私が知らぬ間に、巡り会っていて、
それから、ずっと、見護って下さっていたのだと思っている。
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